リハビリテーション科
五十肩(肩関節周囲炎)、石灰沈着性腱板炎、野球肩、野球肘、変形性膝関節症、変形性股関節症、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、橈骨骨折、ばね指、足底腱膜炎、ロコモティブシンドローム、運動器不安定症、むちうち
理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対して、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を介して行われる治療です。(日本理学療法士協会HPより引用)
当院では、病気やけがなどで生じた機能低下や痛みにより、日常生活や就労、余暇活動に不都合が生じている方が多く来院されます。
そのような方々の機能低下・痛みの生じている原因をみつけ、運動療法や物理療法を用いて機能・痛みの改善を図っていきます。また痛みや障害の原因となっているところに超音波診断装置を用いることで、より詳細な病態の把握が可能となります。一人ひとりの患者様の要望にお応えできるように、日々自己研鑽に励んでおりますので、よろしくお願いいたします。
当院では思春期特発性側弯症の患者様に対してシュロス法の指導も行っております。
シュロス法とはドイツで確立された、特発性側弯症に特化した運動療法です。
現在ではヨーロッパを中心に、アジア諸国でも用いられています。
特発性側弯症とは、背骨を前あるいは後ろから見たときに、左右に曲がっている状態で、原因が不明のものをいいます。
弯曲(カーブ)の重症度によっては、装具治療や手術治療が必要となることもあります。
2016年より小学生から高校生に対して運動器検診が実施されるようになったことで、側弯症が早期に発見される確率が高くなりました。学校から要受診の用紙をもらった場合は、早期に受診し、治療や経過観察を行うことが大切です。