ヒートショック、どうやって防ぐ?高齢者だけでなく若年者も注意が必要です!

ヒートショックとは?

暖かいお部屋と寒い脱衣所や浴室、入浴での温度差で急激な血圧の変動が起こり、心臓や血管の病気・意識障害を引き起こしてしまうことをヒートショックといいます⚠️

【主な症状】
●脳出血 ●大動脈解離 ●脳梗塞 ●心筋梗塞 など
高齢者以外に若者でも起こる可能性があります💦

心臓や血管の疾患以外にも注意が必要!

脳出血や大動脈解離といった、心臓や血管の疾患以外にも、血圧の急降下による意識障害後の溺死や、ふらつきによる転倒で怪我をするといった危険があります。

寒い時期はすぐに暖かいお風呂に入りたくなりますが、かけ湯やシャワーで身体を慣らしてから入浴しましょう☝🏻

どんな人がヒートショックになりやすい?

●高齢者(温度変化に対する感覚が鈍るため)
●生活習慣病の人
●肥満の人
●不整脈や睡眠時無呼吸症候群の人
●熱いお風呂が好きな人(10℃以上の温度差が危険)
●30分以上お風呂に浸かる人
●飲酒後にすぐ入浴する人

ヒートショック、どうやって予防したらいいの?

脱衣所や浴室に暖房機能がない!という方でもシャワーでお湯をはったり浴槽のフタをあけておいたりすることで暖かい空気が広がって温度差を小さくすることができます☝🏻
また体内の水分が不足すると血液がドロドロの状態になって血管や心臓の疾患が起こりやすくなるのでお風呂の前に水を飲んでおくことも大切です😊

お酒🍺は水分補給にならないのでご注意を⚠️

最近流行りのサウナも要注意!ヒートショックの危険性が潜んでいます。

「ととのう」が流行りのサウナも、実はヒートショックの危険性があります。
サウナに入ることで血流が通常よりも早くなり、新陳代謝が高まります。そうすると大量の汗をかくことになりますので、身体から水分が失われ、脱水の状態になります。そのままだと血液の流れが悪くなり、熱中症になったり、血栓が出来やすくなってしまいます。
また、サウナで十分に温まった体を水風呂で急激に冷やすことで、血管の収縮と拡張が短時間に起こり、めまいや立ちくらみが発生する場合があります。

水風呂で急激に身体を冷やすのではなく、かけ水をして徐々に身体を冷やしていったり、外気浴をすることでゆったりとした【温冷交代浴】をする事が重要です。

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