ばね指(弾発指)は自力で治せる?原因と療法の解説

ばね指(弾発指:だんぱつし)とは

名前のとおり、指の曲げ伸ばしでばねのようにひっかかるような症状が特徴です💦
腱の通り道には腱鞘と呼ばれるものがあり、この腱鞘と腱の間で炎症が起こると指の動きのスムーズさが失われます。
いわゆる指の腱鞘炎のような状態です🔥

最初のうちは痛みのみですが、症状が進んでいくと「ばね現象」が出現するようになり、さらに進行すると自力では指の曲げ伸ばしができないなど日常生活にも影響が出てくるようになります😥

ばね指が発症しやすいのはどんな人?

更年期や妊娠・出産後の女性に多くみられます。
この時期の女性は加齢によってホルモンバランスが変化します。
腱や腱鞘が弱くなることで傷みやすくなり、ばね指となりやすいのです。

また、スポーツを行っている人や主婦など、手を使う機会が多い人もばね指になりやすい傾向にあります。
症状は親指や中指に多くみられますが、他の指にもみられることがあります🖐️

ばね指の治療法について

ばね指の治療には、安静や注射療法や装具療法を行う「保存療法」と腱鞘を切る「手術療法」の2つがありますが、基本的には保存療法を選択することが多いです🏥

ばね指を自力で治したいという人向けに「ばね指の症状改善のためのストレッチ法」なども情報として存在しますが、自己判断で済ませてしまうのは危険を伴います。
「指が引っかかるだけで、痛くないから受診しなくて大丈夫」と思って放っておくと、以下のような症状を引き起こす可能性があります。
●指を完全に伸ばすことが出来なくなる。
●関節が痛み出す。
●指を握りこめなくなり、握力が落ちる。
●関節が変形してしまう場合がある。

ばね指の症状が出た場合は、痛みの有無に関わらず、早めの受診をおすすめします👨‍⚕

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